夢
今日は久しぶりにぐっすりと眠った
決して長時間ではないけれど
しっかりと眠れた感じだ
けれど夢もみた
まおの夢だ
先日 久々にまおの写真をアッブしたからか
命日が近いせいか解らないけれど…
夢に出てくるのは
だいたい 知らない場所 見たこともない人
そんな私にしては珍しく近しい者の夢
いつもの食卓で まおを膝の上に抱いている
まおは 仰向けで 一生懸命に私の手をなめている
私は おかしいな まおは死んだはずなのに まおにしか見えない…
周りを見回してみようとするが 周りは見えない
猫だけをまじまじと見つめている
何もかも違うはなと見間違えることもない
変ね どうしたの まおなの?
と聞くが返事があるわけも無い
そんな夢だ
私の夢の中には音も触感も無い だから舐められている感触もない
無音の映像を見ているようだ
声も自分の心の声らしきものしか聞こえない
生前 まおが膝の上にのってきたこともない
甘える時は 座っている私の横にぴったりとくっついて眠ったり
テーブルの上に寝そべる まおを腕で包み込むと
腕を枕にして眠る
性格は はなとごっちゃになっているのかもしれない
なんだか不思議な夢だった
今日は朝から はなが甘えてくる
テーブルの上で 私の手にちょっかいを出して舐めたり噛んだり
「今日はお休みだけど 少し仕事してくるわ」と言うと
ぷいっと 離れていってしまった
まるで言葉が解っているようだ
猫って不思議