夏の盃

家の庭で一番大きな花が咲く泰山木です。 祖母が疎開してきた時、二人の子どもをかかえ苦労して生活していた時 大きな裕福そうなお家にこの木があって花が咲いたらきれいで いつか私もこんな木を庭に…と憧れていたそうです。 この花を見ると、祖母の話と、「夏の盃」という物語の布袋様の徳利の話を思い出します。物語の中…